北海道での青春

紀行文を載せる予定

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

令和4年3月の俳句(令和3年度)

【弥生の句】 ① 物言わぬ つくしんぼうの 宇宙服 ② 仲直り 指のぬくもり 猫柳 ③ 老梅や かはりし人と なりし母 《春の愁い》 令和3年度最後の俳句会も、コロナ禍のせいで中止となった。各自の俳句を書いた短冊を集めて紙上での「選句会」となったのは、1月…

令和4年2月の俳句(令和3年度)

【如月の句】 ① 山路ゆく 配達員に 春の風 ② 空の藍(あを)少し薄れて 土手青む ③ 歩を止めて 逢瀬重ねる 梅暦 《春の訪れ・三題》 2月の俳句会も、早々に中止が決まった。言うまでもなく、コロナ禍のせいである。みゆき会・H会長が、会員宅を回って俳句…

令和4年 1月の俳句(令和3年度)

【睦月の句】 ① 救急の 母案じつつ 去年今年 ② 柝(たく)を聞く 大黒柱 百二年 ③ 浅間峯ニ 瑠璃光鮮ノ 御慶カナ 《大晦日から元旦》 令和4年(壬寅)の正月は、国際政治という観点からも緊張感に満ちた年明けであったが、我が家にとっても未曾有の事態とな…