北海道での青春

紀行文を載せる予定

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

冬晴れの佐久平(師走の句)

① 水掻きは 冷たかろうに 風に抗(こ)ふ ② 風神は 木の葉小判を 吹き溜めし ③ 行く水の 瀬音健気に 年惜しむ コロナ禍で忘年会も自粛のご時世だが、ふだん外出の少ない人々が、地区公民館で会食するぐらいは許されるだろうと、忘年会を兼ねた昼食会を夾んで…

秋から冬へ(霜月の句)

① 行く秋の 碓氷峠(とうげ)を越えて 軽がゆく ② 芝坂を 転がる母子に 小春風 ③ 影よぎる 冬耕の空 鳶一羽 例年、私と娘の誕生日が「文化の日」前後にあるので、孫たちが佐久へやって来るが、今年は逆になった。何と、人気幼稚園の受付順番を確保する為に、…