ペテガリ岳・Cカールで迎えた夜は、幻想的であった。 カール壁を見上げると、稜線に上弦の月が懸かり、ハイマツや岩壁の影絵が、くっきりと見えた。天の川が、南側の稜線から天頂を経て北の空に流れ、満天の星空であった。 だが、視線を下に移し、カール底…
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