内山層に関する内容(目次)
○ は じ め に
Ⅰ.研究課題の発見
○ 内山層について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P1
○ 内山川水系の主な沢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P2
1.釜の沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3~4
2.釜の沢・左股の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P5~6
3.ホド窪沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P8~11 4.中村林道の沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P11
5.所沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P12
6. 富沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P13
7. 八重蒔沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P14
8. 温泉の西側沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P14
Ⅱ.コングロ・ダイクとは何か?
・コングロ・ダイクの定義
1.延びるコングロ・ダイク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・P15~16
2.広がるコングロ・ダイク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・P16~17
3.深さを知らせるコングロ・ダイク ・・・・・・・・・・・・・・P18
4.最大幅のコングロ・ダイク・・・・・・・・・・・・・・・・・・P19~20
5.コングロ・ダイクの様々な産状・・・・・・・・・・・・・・・・P20
6.武道沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P21~25
7.柳沢の調査(1)から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P26~28
8.柳沢の調査(2)から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P29
9.大沼沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P29~31
Ⅲ.内山層の化石
○ 館ヶ沢~神封沢のルートマップ・・・・・・・・・・・・・・・・P32
1.神封沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P33
2.ワチバ林道の沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・P34~35
3.細萱林道の沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P35~37
4.館ヶ沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P37
5.館ヶ沢付近の化石・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P38~41
Ⅳ.内山層の基底礫岩層群
1.内山川本流(1/3)の調査から・・・・・・・・・・・・・・・P42~45
2.内山川本流(2/3)の調査から・・・・・・・・・・・・・・・P45~48
3.内山川本流(3/3)の調査から・・・・・・・・・・・・・・・P49~51
Ⅴ.北部域の沢(大月層や駒込層との関係)
1.内堀沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P52~54
2.尾滝沢付近の調査から
(1) 苦水の沢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P54~55
(2) 尾滝沢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P55~57
3.初谷沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P58~59
4.牛馬沢の調査から ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P59~60
5.根津古沢の調査から ・・・・・・・・・・・・・・・・・・P63~65
(未完成)
Ⅵ.雨川水系の沢
○ 雨川水系の沢の名称など・・・・・・・・・・・・・・・・・P66~67
1.広川原・馬坂川支流の調査から・・・・・・・・・・・・・・P68~69
2.小唐沢~大唐沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・P69~70
3.中原倉沢~ヌカリ久保沢の調査から・・・・・・・・・・・・P71~72
4.西武道沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P73~74
5.林道・東山線の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・P75~76
6.アザミ沢~片原沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・P77~78
7.小屋たけ沢~程久保沢の調査から・・・・・・・・・・・・・P79~81
8.滝ヶ沢林道の沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・P82~84
9.仙ヶ沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P85~86
Ⅶ.中部域の沢
1.谷川左股沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・P87~89
2.谷川本流調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P90~94
3.余地ダム湖周辺の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・P95~97
4.湯川~温泉の沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・P98~99
○ 《秘境・熊倉川》 ・・・・・・・・・・・・・・P100~101
5.熊倉川(象ヶ滝付近)の調査から・・・・・・・・・・・・P101~103
6.熊倉川(上流部)の調査から・・・・・・・・・・・・・・P104~107
Ⅷ.南部域の沢
1.灰立沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・P108~109
2.矢沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P110~113
3.内山層の分布する抜井川支流の沢
○山中地域白亜系と内山層の地質図・・・・・・・・・・・・・・P114
(1)古谷集落北側の沢の調査から・・・・・・・・・・P115~116
(2)腰越沢の調査から・・・・・・・・・・・・・・・P117~118
(3)大野沢支流・第4沢の調査から・・・・・・・・・P118~120
(4)大野沢支流・第3沢の調査から・・・・・・・・・P121~122
(5)大野沢支流・第5沢と大上林道の調査から・・・・P123~124
Ⅸ.内山層の層序
1.北部域の地質柱状図データーから・・・・・・・・・・P125~127
2.中部域・雨川水系の地質柱状図データーから・・・・・P127~128
3.中部域・谷川の地質柱状図データーから・・・・・・・・・・P128
4.南部域・矢沢の地質柱状図データーから・・・・・・・・・・P129
5.南部域・抜井川支流の地質柱状図データーから・・・・P130~131
6.層序や岩相から示唆されたこと(まとめ)・・・・・・・P131~132
6-(1)滝ヶ沢林道の沢~仙ヶ沢付近の下部層と上部層・・・・・P132
6-(2)熊倉川の内山層分布について・・・・・・・・・・・・・P133
6-(3)大上林道沿い露頭と第5沢の内山層分布について・・・・P134
Ⅹ.コングロ・ダイクの成因
1.コングロ・ダイクの礫の特徴・・・・・・・・・・・・P135~137
2.コングロ・ダイクの類型・・・・・・・・・・・・・・P137~141
3.コングロ・ダイクと熱変成の関係・・・・・・・・・・P142~143
4.岩石学的特徴からみた成因(まとめ)・・・・・・・・・・・P143
5.成因の考察
5-(1) 玢岩の貫入との関わり・・・・・・・・・・・・・・・P144
5-(2) メタンハイドレート説・・・・・・・・・・・・・・・P144
5-(3) 砕屑岩脈説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P145
5-(4) 地震時の液状化説・・・・・・・・・・・・・・・・・P146
6.混濁流による運搬と重力落下説・・・・・・・・・・・・P147~148
7.混濁流説を裏付ける露頭証拠
7-(1) 混濁流で運ばれた礫、砂、泥が海水中で分級される
・・・・・・P149~150
7-(2) 軟着陸しているコングロ・ダイクがあった・・P150~152
7-(3) 軟着陸タイプは、分級では砂相と同じレベル・・・・P152
8.内山層堆積盆とコングロ・ダイク
8-(1) 内山層堆積輪廻の2回目は、極めて小規模である。・・・P153
8-(2) 内山層堆積盆は、中央部西端に高まりがあった。・・・・P154
9.混濁流説の問題点
9-(1) 形が精巧過ぎる小規模コングロ・ダイク・・・・・・・P155
9-(2) 海底に尖塔となっていたコングロ・ダイク・・・・P155~157
Ⅺ.地球の歴史
◆微化石から人類へ (生命の道程)
1.太陽系の中で、地球ができた・・・・・・・・・・・・・・・・・Gの1
・地質時代年表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Gの2
2.原始の海洋と大気は、少しずつ変化した・・・・・・・・・・・・Gの3
3.生命は、38~40億年前に誕生したらしい・・・・・・・・・・Gの3
4.シアノバクテリアが、酸素を地球大気に登場させた・・・・・・・Gの4
5.全球凍結の後、原核生物から真核生物への進化があった・・・・・Gの5
6.カンブリア紀の爆発的進化と脊椎動物への道・・・・・・・・・・Gの6~7
7.海から上陸して、緑の河畔を歩く生物が現れた・・・・・・・・・Gの8
8.地球最大の生物大量絶滅で、恐竜の時代を迎えるようになった・・Gの9
9.鳥類は、ハチュウ類から進化して、空を飛べるようになった・・・Gの10
10.巨大隕石落下で恐竜が絶滅した後の世界・・・・・・・・・・・・Gの11
11.人類は高い視力を獲得した・・・・・・・・・・・・・・・・・・Gの12
12.人類の進化:ホモ・サピエンス・サピエンスへの道のり・・Gの13~14
◆日本列島の成り立ち
・日本列島の広がり (日本を取り巻くプレート)・・・・・・・・・・Jの1~2
1.「プレート・テクトニクス」と「プルーム・テクトニクス」・・・Jの2~3
2.「付加体」という考え方の証拠 ・・・・・・・・・・・・・・・・Jの4~5
3.他の構造帯の「付加体・メランジェ」について・・・・・・・・・J5~6
4.日本海の成り立ち・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・J7~8
5.大和堆の存在と、日本海を拡大させた営力・・・・・・・・・・・J9~10
○ お わ り に
【編集後記】
既に何度も掲載した「修正・内山層地質図」を、最後に載せたい。
修正の要点は、(ア)谷川上流部に、明確な中心軸は設けられないが、向斜構造があること、(イ)大上峠の南東、大野沢林道の最上流部は、瀬林層(上部)と内山層下部・内山層上部に分帯できることなど、です。
詳しくは、それぞれ関係する章や項目で見てください。
尚、この地質図で、最大な課題は、『一律に、兜岩層』としてある部分です。
この内山層や、その前の山中地域白亜系の調査段階では、それらに属さない新しい部分を、兜岩層として、詳しい調査をしないできたからです。
次のシリーズ『続・続佐久の地質調査物語』では、この部分に関連した内容について述べていく予定です。
原稿は、既に何年も前に出来上がっていたものがほとんどですが、ようやく、ひとつのシリーズをまとめられて、少し自己満足しています。(おとんとろ)
次は、「おわりに」を載せて、完全に終了予定です。