北海道での青春

紀行文を載せる予定

俳句会への参加

 平成26年4月1日、この日から日記を認め始めた。前日の3月31日付で、定年退職をした私は、新しい生活に入る心意気で、大学ノートを用意した。
 日記を付けるのは、嫌いな方ではない。小・中学校時代の絵日記や生活日記も宿題よりは好きだった。ただ、主体的に書き始めたのは、高校1年生の冬からである。以来、一人暮らしの始まった大学受験浪人から大学生時代を通じて、多くのページに日記を認めた。その時々の行動記録や心情、自身への励ましや癒し、社会の事件・事故に対する感想を綴ったこともあった。しかし、仕事に就いてからは、何度か思い出したように日記帳を作って書き始めてみたことはあったが、長続きしなかった。
 ところが、退職後、自由時間ができたせいか、毎日の日記記載が習慣となり、続いている。
 私の日記は、情報量が多い。
 まず、日付と曜日、天気(朝・昼・夕)、一日6定時の気温、天気図の概要、天気の特徴と、気象に関するデーターを記載する。(主に、インターネットから)
 次に、血糖値・血圧・体重と体脂肪率(朝の味噌汁作りの前後の時間で測定)を記録する。新聞の記事やインターネット情報から、「ニュース・国際情報」をまとめる。

 そして、その日にしたいことや、反対に、その日にあったことの記録・感想・結果などを認める。これには、個人的な事の外に、テレビやインターネット情報の要旨やメモも載せることも多い。

 そして、一番の特徴は、「今日の予定」として、前日または、その日の早朝、実践予定内容を箇条書きし、結果を○△×で評価していくことである。『日記帳に記してあるので、それをする』という行動形式になる。特に、農作業の手順や対外的な行事や約束事のチェックには好都合である。
 また、自筆の文字だけではなく、新聞や雑誌の切り抜きや、領収書など思い出物品の類をノートに貼ることもある。これには、記述面積を減らす効果がある。

 

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 さて、この日記帳に、信濃毎日新聞朝刊「けさの一句」(土肥あき子・俳人)の切り抜きが加わることになった。

 それは、平成28年4月、区の委員会に私が役員で参加することになり、そこの先輩諸氏から、俳句会に誘われたからである。会員は、全て私よりはるかに高齢の方々ばかりで、全て長年俳句作りに専念されてきた。女性も多いので、話が合うのか心配した。

 それでも、取り敢えず、俳句の勉強になるかもしれないと、日記帳の日付の下に毎朝、貼ることにした。そして、定例の月一度の句会には、5月から参加することになった。

 

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倉沢薬師堂・花祭り

 

 そんな背景もあって始めた俳句会の様子を、これからブログに載せていきたい。

 『けさの一句』の土肥さんのように、創作した自作俳句に、自分でコメントを加えてみたらと思い立っている。はたして、どうなることやら・・・?

 次は、5月に初めて参加した俳句会からスタートしようと思います。

 

 【編集後記】

 俳句会は、毎月一回の割合で開かれていますので、平成28年度~令和元年度まで4年分のものが、既にできています。これを分割して紹介していきます。

 コロナ禍の影響で、令和2年3月~5月までの俳句会が中止になりました。6月に、5月分も持ち寄って再会しました。新型コロナ・ウイルス感染とは縁の薄い田舎の、わずか8人の会合ですが、影響がありました。